彼と同棲したいけど、審査が通らなかったらどうしよう。
暮らす前に決めておいた方がいいルールってなんだろう。
ケンカして別れたりしないかな?
こんな悩みにお答えします。
この記事を読んでわかること
・無事にお部屋が借りられるコツをまとめました
・これだけは決めておきたい二人暮らしルール
・仲良く暮らすポイント5つ
現在、パートナーと暮らして3年目になります。
内見して一件目で希望の物件に出会い、無事審査も通りました。
時にはケンカすることもありますが、毎日楽しく幸せに暮らしています。
そんな私が、同棲スタートのお手伝いをしますよ!
参照:CanCam
調査結果は異性カップルのものになりますが、実際半数以上の同棲経験者が「別れてしまった」ことがあるそうです。
この状況だけは避けたいものです。
無事にお部屋が借りられるコツをまとめました
著作者:upklyak/出典:Freepik
「同性カップルは審査に落ちる。」というのはよく聞く話ですが、実際はどうでしょうか?
同性カップルが物件探しをする場合、法的に結婚している異性カップルと比較して、審査が通りにくい場合があるようです。
同様に未婚の異性カップルや友人同士のルームシェアに関しても、法的な結婚や家族関係(例:夫婦や兄弟など)に比べて審査が不利になると考えられています。
なぜなら、
同性カップルや友人同士の同居の場合、何かの理由でどちらかが退去してしまうと、本来二人で負担するはずの家賃を一人で支払うことになるため、家賃の支払いが滞る可能性があります。不動産会社やオーナーが一番困るのは家賃の滞納ですから、審査に落ちてしまうのでしょう。
LGBTだから賃貸入居を断れられてしまうのではなく、同性同士の入居自体が賃貸契約が難しい可能性があるのです。
同性カップルが希望の部屋に入居する際のポイントは4つあります。
- LGBTフレンドリーの物件を探す
- ルームシェアとして申請する
- 金銭的余裕があることを証明する
- LGBTフレンドリーな不動産業者に相談してみる
以上を解説していきます。
LGBTフレンドリーの物件を探す
「LGBTフレンドリー」な物件から探す方法です。
物件を検索サイトで、絞り込み条件に「LGBTフレンドリー」も追加して検索します。
メリット:審査のハードルが下がります。担当者とも話しやすくなるので、自分達の希望も伝えやすくなり、物件探しもスムーズになります。
デメリット:そもそもLGBTフレンドリー物件が少ないので、選択肢が限られてしまいます。例えば、元々は約1万件ある物件が、絞り込み検索すると、300件程度と大幅に減ってしまいます。選択肢を増やすために、細かいエリアにこだわらず東京都全体や大阪府全体など広いエリアで探すといいでしょう。
ルームシェアとして申請する
同性カップルであることを不動産会社には伝えず、「友人同士のルームシェア」として申し込む方法です。
メリット:プライベートなことを伝えなくてもいいこと、同性カップルとして申請するよりも審査も通りやすいことです。
デメリット:希望通りの物件が探しにくくなります。「同棲」と「ルームシェア」では生活スタイルや適した間取りが違います。同棲であれば、1LDKで十分ですが、ルームシェアを装うために、寝室が二つある物件を探さなければいけません。
そうすると結果的に賃料が上がってしまったり、希望の条件を諦め、妥協せざるをえなくなることもあります。
金銭的に余裕があることを証明する
金銭的な余裕があった方が、審査が通りやすくなります。
同性カップルの場合、どちらかが退去してしまったときの家賃滞納が不安視されるためです。念の為、不動産会社に以下の書類を持っていくといいでしょう。
- 源泉徴収書
- 給与支払い証明書
- 確定申告書(自営業の場合)
- 通帳
特に、預金残高に余裕があると、審査が通りやすくなるため、同棲を始める前に少しでもお金を貯めておくことをおすすめします。
普段から固定費を下げたり節約をして、少しづつでも貯金ができるような習慣を身につけましょう。
ふるさと納税で生活用品をまかなうのも、生活費を下げるのに有効です。
こちらの制度を利用しているので、うちのお米代はゼロです笑。
LGBTフレンドリーな不動産業者に相談してみる
著作者:macrovector_official/出典:Freepik
LGBTフレンドリーの不動産業者で探すのもおすすめです。
LGBT当事者が運営や接客している不動産業者もあるので、カミングアウトもしやすく、当事者にしかわからない悩みも気軽に相談できます。
また単身者でも、このような不動産業者に依頼した方が、自然な会話ができてストレスが少ないようです。
以下では、LGBTカップル向け物件の取り扱いに力を入れている不動産屋を紹介します。不動産屋選びの参考にしてください。
- 東京23区中心の物件を豊富に取り扱っています。
- 全スタッフがLGBTまたはALLYなので、当事者目線に立った対応をしてくれます。
- 港区、品川区、目黒区、新宿区、世田谷区、渋谷区中心の物件を取り扱っている。
- デザイナーズ物件や、ペット可物件の取扱があるので、色々な希望条件のある方でも理想のお部屋が探しやすい。
- 東京、神奈川、千葉、埼玉の物件を取り扱っている。
- レズビアンカップルのYouTuberが設立した不動産屋さん。
- 全スタッフがLGBTまたはALLYなので相談しやすい。
- 店舗を持たないため、オンラインやカフェなどで相談可能。
- 大手の不動産業者で全国の物件を取り扱っているため、物件数が多い。
- 検索条件に「LGBTフレンドリー」の項目があるので的を絞って検索が可能。
- LGBTを理由とする入居拒否はないことを明言しているので、遠慮なく話せる。
オンライン不動産業者
- 時間を有効活用したい方、仕事が忙しい方、離れた所に住んでいて出向くのが難しい方におすすめ。
- チャットでやりとりできるので、言いにくいことも伝えやすい。
- 仲介手数料や、やりとりで使うチャットツールの違いなどが各社で異なる。
- 一部サービスが有料の場合もあるので、事前に確認しておく。
理想の物件を見つけるために、複数の不動産屋に一度に問い合わせることをおすすめします。
他の不動産屋さんでは持っていない物件を扱っていることもあるため、理想に近い物件が見つかる可能性が高くなります。
現在は偏見を持たない人も増えているため、LGBTであることを堂々と伝えてみることも良いでしょう。
後悔しないためにも、パートナーと協力しあって、相性の良い不動産屋さんを見つけてください。
これだけは決めておきたい二人暮らしルール
著作者:upklyak/出典:Freepik
幸せな共同生活を送るためには、お互いを尊重するルールを作ることが重要です。
ルールを作らず、行き当たりばったりでは、無用なトラブルが起きかねません。
例えケンカしていても、一緒に住んでいると顔を合わせざるおえないですしね。
一番、ストレスの溜まる状況です…。
以下に、お互いを尊重し合うための具体的なルールをご紹介します。
家賃や生活費などの支払いのルール
まず決めておきたいのが、家賃や生活費の支払いのルールです。
以下に支払い方の例をご紹介します。
- 一括管理
二人の収入を一つの口座で管理し、そこから生活費やお小遣いも支出する方法。
メリット:支払い後の精算の手間がなく楽。
デメリット:自由にお金が使いにくくなる。収入差がある場合、不公平感を感じやすい。 - 共同出資
毎月決まった金額を共同の口座に入金して、その中で生活費を捻出していく方法。
メリット:入金したお金以外は自由に使える。
デメリット:収入差がある場合、負担する金額に差をつけないと不満につながる。 - 個別管理
各自で収入は管理し、生活費や家賃などはその都度精算する方法。
メリット:管理が別々になるので、金銭感覚が違っていてもストレスが少ない。
デメリット:自由にお金が使える分、貯金ができない場合もあり、まとまったお金が必要な時に支払えないなどのトラブルが起きる可能性がある。
共通して言えるのは、収入差で支払いの金額に差をつけた方が不公平感が少なくなります。
例えば家賃は60%と40%の割合で支払うなど、収入の多い方が生活費も多めに払います。
こうすることで、不公平感や金銭的なトラブルを未然に防ぐことができます。
心地よい共同生活を送るために事前に話し合って決めておきましょう。
同性カップルさんは共働きが多いと思いますので、共同出資か個別管理が多いと思います。
そんなカップルさんに便利なのがB/43のペアカードです。
私たちはこのカードのおかげで精算の必要がなくなり、とても楽になりました。早く作ればよかったです。
プリペイドカードですが、クレジットカードと同じように使うことができます。
年会費は無料ですし、精算に使っていた時間を二人で過ごす時間に充てたりできるので、おすすめです!
あらかじめ作っておくと、スムーズに同居生活が始められます。
紹介コード「WEPNTR」を入力し、1,000円以上入金すると300円分の残高がもらえます。
公平な家事分担を行う
お金のルールと同様に決めておきたいのが、家事の分担です。
「お金」と同じくらい不満の溜まりやすい部分なので、事前に決めておきましょう。
例えば
- 自分は料理が得意だから、お皿洗いは相手が担当する。
- 掃除とゴミ捨てはどちらか休みの方が担当する。
- スーパーの買い物は料理担当がし、他の日用品などはもう一方が担当する。
などです。
ルールを厳しくしすぎたり、相手に多くを求めてしまうとケンカの原因になります。
時にはテイクアウトやインスタントの食品を活用して手を抜いたり、相手が担当することができなかった場合も責めたりせず、おおらかな気持ちで構えることが重要です。
ここも重要なポイントですが、お互いに感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。
感謝の気持ちを伝えたり、お互いをいたわることにで、より温かい共同生活を築いていくことができます。
大まかな担当はお互いに得意分野、好きなことで担当して、
二人とも嫌いなことは、二人でしています。
細かく決めるよりは大まかに決めておいて、これをやってもらったから、
こっちをやっておこうみたいな感じの方がうまくいきます。
家事の分担は結構ストレスや不満がたまりやすい部分なので、
お互いに自分が先にやるくらいでちょうどいいと思います。
必ず感謝の気持ちを伝えましょう!
仲良く暮らしていくためのポイント5つ
パートナーとの楽しい日々を長続きさせるためには、お互いに気を配ることが大切です。
以下に、仲良く暮らしていくためのポイントを5つご紹介します。
相手の意見を聴く姿勢を持つ
パートナーの意見や感情に真摯に耳を傾けることはとても大切です。
相手の考えを尊重し、時には妥協して受け入れることで、「自分のことを大切にしてくれている」と感じることができるからです。
例えば、何か決める時も、自分の希望ばかりを通そうとするのではなく、相手の希望に合わせたり、聞くようにするなどです。
コミュニケーションを大切にする
どんなに忙しくてもコミュニケーションをとるようにしましょう。
例えば
- 一日に一度は食事を一緒にとる
- テレビを消して会話する時間を作る
- カフェなどで「話し合いをする時間」を定期的に作って、お互い思っていることを話合う
などです。
思っているだけではなかなか伝わらないことも多いです。というより伝わりません。
話し合いをする時間を作ったり、感謝の気持ちを伝えたりすることで、より深い絆が育まれます。
私たちは夕食は必ず一緒にとるようにし、コミュニケーションをとっています。
会話に集中するために、テレビも消して、スマホも触らないようにしていますよ。
プライバシーと個別の時間を尊重する
二人で過ごす時間も大切ですが、お互いのプライバシーや個別の時間を大切にすることも重要です。
時には個々で趣味に没頭したり、それぞれ別な友人と過ごすなど、プライベートな時間も過ごしましょう。
お互いが自分らしくいられるような、心地よい環境を作り上げることで、より幸せな共同生活が築くことができます。
互いの存在を大切にし、一緒に過ごす時間だけでなく、個々の時間も充実させることで、より深い絆が育まれます。
生活リズムを合わせる
朝型の人も夜型の人もいますが、就寝する時間はなるべく合わせましょう。
就寝時間を合わせることによって得られるメリットは以下のようなものがあります。
- 安心感を感じながら眠れる:パートナーの存在を感じながら眠ると、大きな安心感に満たされながら眠ることができます。
- 2人の時間が増える:必然的に一緒に過ごす時間も増えるので、お互いの仲もより深まります。忙しいカップルでも自然と2人の時間が確保できるのは大きなメリットです。
- ケンカしても仲直りしやすい:ケンカして気まずい雰囲気になったとしても、寝る前に話し合って仲直りすることができます。
私たちは寝る前にその日相手にやってもらったことなどに対してのお礼を伝えたり、
出かけた日は「楽しかった」など感想を伝えるようにしています。
感謝の気持ちを伝えるのは大切です。
感謝の気持ちを忘れない
お互いのサポートや協力に対して、常に「感謝の気持ち」を忘れないようにしましょう。
日常生活の中で、相手が優しくしてくれたり、手伝ってくれたりしたら、その気持ちに応えて「ありがとう」と、心から感謝の言葉を伝えることで、お互いのつながりがより深まります。
たとえば、忙しい時には家事の担当を変わるなど協力し合ったり、思いがけないサプライズを用意して相手を喜ばせることで、相手への愛情と感謝を表現しましょう。
小さな日常の中での優しさや思いやりを大切にすることで、素敵な関係を築きながら、共に成長していくことができます。
まとめ
Image by studiogstock on Freepik
以下がこの記事のまとめです。
記事のまとめ
- 無事にお部屋が借りられるコツをまとめました
- これだけは決めておきたい二人暮らしルール
- 仲良く暮らしていくためのポイント5つ
同棲生活は楽しいですが、それだけではありません。
どんなに仲の良いカップルでも、ケンカやトラブルが起きます。
でも、ルールを作ったり、お互いをねぎらい思いやることで、少なくしていくことは可能です。
限られた人生の時間を一緒に過ごせると思う相手に出会ったら、同じ気持ちを持ち続けて、長く幸せに暮らしていきたいですね。
一緒に理想の暮らしを実現するために、大切なステップを踏み出しましょう。